「総合判断説」とは

「廃棄物」とは何か、何が「廃棄物」に当たるのかは
現在、判例及び「行政処分の指針」によって、
「総合判断説」によって判断されるとされています。

「総合判断説」とは、「廃棄物」該当性について、
① その物の性状、
② 排出の状況、
③ 通常の取扱い形態、
④ 取引価値の有無及び
⑤ 占有者の意思
等の5つの要素を総合的に勘案して判断すべき、
とする考え方のことをいいます。

「考え方」とか「説」とかいうと、
他にも「考え方」や「説」があるのかという気持ちになりますが、
判例と行政が採用している考え方なので、
ほぼ実務はこの考え方で動いている、ということになります。

5つの要素の詳細については、また、別の記事でご紹介いたします!


① 総合判断説の要素①「物の性状」とは
  →「総合判断説」の要素①「物の性状」とは | 弁護士法人 芝田総合法律事務所 (shibatalaw-ginza.jp)
② 総合判断説の要素②「排出の状況」とは
  →「総合判断説」の要素②「排出の状況」とは | 弁護士法人 芝田総合法律事務所 (shibatalaw-ginza.jp)
③ 総合判断説の要素③「通常の取扱い形態」とは
  →「総合判断説」の要素③「通常の取扱い形態」とは | 弁護士法人 芝田総合法律事務所 (shibatalaw-ginza.jp)
➃ 総合判断説の要素④「取引価値の有無」とは
  →「総合判断説」の要素④「取引価値の有無」とは | 弁護士法人 芝田総合法律事務所 (shibatalaw-ginza.jp)
⑤ 総合判断説の要素⑤「占有者の意思」とは
  →「総合判断説」の要素⑤「占有者の意思」とは | 弁護士法人 芝田総合法律事務所 (shibatalaw-ginza.jp)





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